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朝倉

さぁいよいよ!!


毎月、この平沢の隣の久連(くづら)の地先海域で、枝サンゴの仲間であるエダミドリイシの水中生態調査と保全活動をされ、また我が内浦漁協が中心に発足した「北限域(内浦湾)の造礁サンゴ群落保全会」(名前・・・長っ!!・笑)の名のもとに、内浦湾のサンゴの保全活動を一緒に行っている東海大学海洋学部のグループの皆さま。

その中にいらっしゃるY教授からの緊急情報が昨夜あり、宿泊されている民宿に行き、いろいろとその情報を聞いて参りました。

Y教授によると、すでにサンゴの本体内にあるバンドル(卵のようなもの・・・)が色づき始め、今週末頃にも産卵が始まる可能性が高いかも・・・ということでした。

今夏は異常とも言えるほどの高水温。

そのため、産卵のタイミングが例年よりかなり早まっているような様子が昨日の潜水調査で分かったそうです。

うわっ、大変!!

急ピッチでいろいろと準備を進めないと。

来月だとタカをくくっていて余裕をぶっこいておりました。

とにかくこの辺りの温帯域におけるエダミドリイシの産卵に関するデータは殆どなく、かつ産卵と言えば「大潮の夜!!」というのが鉄板ですが、このエダミドリイシに関しては必ずしもそうではないようです。

とりあえず、下手な鉄砲・・・の原理で許す限り夜間のリサーチダイブをしようと思います。

・・・ということで、サンゴ群落周辺のお掃除・・・今日でコンプリート。

ところで今日の透明度。

昨日よりはちょっと良かったかなーという感じでした。

ただ今日も流れが生じ、時には浅場から深場方向へ流れが生じると、表層付近の濁った潮が比較的透明度の良い深場に流れ込み・・・なんていうこともありました。

結果、今日の透明度は概ね5~10mくらい。

そして水温は25~29℃と相変わらずお湯を彷彿させる温かさでした。

ところで今日はネタ探し隊長の金ちゃんが登場!!

いきなり1本目でサンゴタツをゲット。

自分もすかさず確認して参りました。

さらに最近の人気の的・・・カエルアンコウですが、今日はペアでゲットできました。

でも両個体とも殆ど「石」のよう・・・。

こりゃ、見つけにくそうです。

結局今日も予報通り、時間と共に西よりの風が強まりましたが、エリア内は大したこともなく、終日全く問題ありませんでした。

明日は南東のち南西の風、晴天の予報です。

午後からちょっと風が吹くかなーという感じですが、問題はなさそうです。

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